すんごい予防線張られて、心証悪くした。
ドタキャンする心理
Tさんはドタキャン魔だった。
私より優先順位の高いものが
あったからだ。
名目上は仕事だったけれど
真実は本人しか知らない。
だから私は何度もドタキャンされ、
その度に失望していった。
この人にとって他人の時間など
どうでもいいものなのだ、と。
埋め合わせのための新幹線の旅
仕事であれ何であれ、優先したいものが他にあるTさんに
私が時間を割く意味を見失い
しばらく既読スルーをして
フェードアウトしようとしていた日のこと。
ドタキャンの埋め合わせに
新幹線の旅をプレゼントする、とTさんは言った。
私は発達だもの。そりゃあ新幹線が好きさ。
○○系に一駅でもいいから
死ぬ前に乗ってみたい
知り合ったばかりの時、私が言ったのを
Tさんは覚えていた。
でも、Tさんがとった新幹線のチケットは
私が憧れていた○○系新幹線じゃなかった。
××系新幹線で、しかも
片道1万円かかる駅だったのだ。
アドベンチャーワールドのパンダを見たい人に
千葉動物公園のレッサーパンダを見せるくらい
全然違う。
全然。
プレゼント、お詫びの定義
片道は出すよ。
読む人によって色んな解釈ができると思う。
- 言葉ではそう言いつつ全額出す予定だった
- 恋人ではないので、奢る金額が大きいと私が遠慮すると思った
- 片道出すだけでも感謝しろ
私の心情としてはこうだ。
××系新幹線に乗って片道1万円払って更にその地でデート代割り勘にされるくらいなら
自腹で○○系新幹線に一駅だけ乗りたい。一人で。
私の夢は旅そのものではなくて
○○系新幹線なのだ。
割り勘××系新幹線ふたり旅ではない。
一番言いたいのは、この新幹線の旅
散々しでかしたドタキャン(とかいろいろ)
の埋め合わせなんだよねってことだ。
わかるかなあ。
わかって貰えなくてもいいけど。