周りと違う「生き辛さ」を自覚する
猫又三姉妹は全員が発達障害です。
自己判断ではなく、診断書が出ている
本物の。モノホンの。
当事者でも一緒にしている人がいますが
これは「病気」ではありません。
脳の機能の特徴であり、治りません。
次女・まかと三女・つびは
幼い頃から自分が周りと違うことを自覚し
「ふつうの人」に見えるよう努力しました。
それでも「天然」「変わってる」
と突っ込まれ、非常に生き辛さを感じてきました。
自覚のない発達障害も居る
長女・みかんは
つびに強く言われるまで精神科にかかりませんでした。
テストの結果が出るまでも
「自分は発達障害ではない」
「普通に生きてきた」
と主張して
自分が少数派であることを
認めようとしませんでした。
だから診断がおりたとき
愕然としたのです。
まかとつびは違いました。
「生き辛さの正体」が分かったからです。
普段、三人は発達をクローズにしています。
そこには少しの困難があって…。
つづく