心の安定剤:システム手帳

ADHD/次女

発達障害の人って文具好きも多い気がする

少し前までロルバーンのポケットメモを溺愛していました。
デザインがかわいくて、中の用紙も
目に優しいクリームいろ。

方眼のおかげで図がかきやすい。
大学ノートよりコンパクトなので
PC前でも広げやすい。
持ち歩きしやすい。
途中で違うなってなったら、
破り捨てることもできますし…。

でも、毎年買っていた綴じ手帳合わせて管理していると…
どうしようもなく飽きる時がくるんですね。
最初からマンスリーのみの手帳にすればよかったのでしょうが
シンプルなものは嫌だったので
キャラクターもののA5サイズを使っていました。

購入するときこそテンションあがって、
毎日開いたり閉じたりしていたものの
二か月もすると開くことすらしなくて
ロルバーンだって、あまり触らなくなってしまう…。

途中ではっと気付いて
もう休みすぎて出勤開始できないバイトみたいに…
開くことが怖くなってしまう。

これ、何年もくりかえして
発達障がい独特の飽きっぽさからきていると思っていました。

でも、手帳を使って
人生の有限な時間を
きちんと使いたい
という気持ちは

ずっと持ち続けていました。

システム手帳との出会い

それで、ノート系ユーチューバーの動画を見漁って
手帳系・文具系の動画やXに行きあたって
システム手帳に猛烈に興味を抱きました。

確かに自分は飽きっぽく、

決意したことを簡単にあきらめてしまうのだけど

その分アンテナはのばしていて

何時間でも何日でも調べ続けることが

苦になりません。

私が見ている限りでは、綴じ手帳・システム手帳・ロルバーン等
ぜんぶ合わせて年18冊使っている、

というユーチューバーさんがいましたね…


そこまでは行かないにしろ
みなさん複数冊を用途や気分によって使い分けているようでした。

「途中で飽きてしまうからシステム手帳を使って
タスク管理に使ってみたり、イラストを描いたり単純にメモ帳化させたりする」

皆さん口を揃えてそう言っていました。

飽きっぽい人にこそシステム手帳という考え方

途中で投げ出してしまうのは

私だけじゃないんだな、
と思ってほっとしました。

そうか。たぶん手帳を続けられないのではなくて
途中で飽きてしまっているだけで
やり方を工夫して、「かく」ことを楽しんでいったらいいのだな
と思い至りました。

それで…
それまで使っていたロルMを分解して
リフィル化して閉じたり。

へそくりかき集めてM6システム手帳を二冊買ってみたり。
リフィルの研究をしたりしています。

心のおまもりみたいなもの

そうしたら…
手帳をさわさわしているだけで
メンタルが安定することに気付きました。
これも発達的要素なのでしょうね。

いつでも自分の思考を預けておける、
というのと
吐き出したいことを受け止めてくれる
という安心感もあると思います。

私は聴覚過敏があるので、
長時間音楽を聞いたりが難しいことがあります。

心地よいどころか頭痛がするので、

ASMRや環境音に頼ることも多いです。

リラックスすることが、人一番難しいと感じます。


文字を書いたり、絵を書くことで
やさしいジャケットの感触
紙とぺンが触れる音に癒されているのだと思います。

何冊も欲しい、とは思いませんが

今購入を検討しているものは

かなり高価です。ロルバーンが30冊くらい

買えてしまいます。

所有欲なのか、本当に必要なのかは
よく検討し比較するべきだと思いますが
生活はこういった無駄でこそ質がよくなるのかもしれない、と
思ったりします。

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